みなさん、花は好きですか?

きれいな花は心を和ませてくれますよね(^^)

入試でも、花のつくりは頻出です!
ひょっとすると、「花は好きだったけど、理科でおしべが何本だとか、花びらが何枚だとか、細かく覚えさせられるから、最近はちょっとキライ!」なんて受験生もいるかもしれません…(TT)

そんな人は、今日は、「そもそも何故、生物のからだって、本数とか枚数とか、数が決まっているんだろう?」ってことを考えてみてほしいと思います!

「覚えなさい!」って言われるから、つまらなくなるよね。
だから、「覚えなくていいよ!」
その代わりに、「何故、その数なのか?」ってことを考えてみよう!
それなら、ちょっと面白そうでしょ?

花の基本形は「5・5・1」
花びら(がく)が5枚、おしべが5本、めしべが1本というのを基本として、「551」じゃないものに注目しよう!

・アブラナ科「46・1」
花びら4枚、おしべ6本、めしべ1本。
アブラナに関しては、花びら4枚が大きな特徴です。
受験生としては、「花びら4枚といえば、やっぱりアブラナ科だよね!」って感じです。
花びらのようすから、「十字花植物」と言われたりもするよ!
レベルの高い受験生なら、おしべは「4長2短」になっていることも知っているかな?
長さの異なるおしべがあることで、花にやってきた昆虫のからだのいろいろなところに花粉がつきやすくなっているんだ!

・マメ科「5・10・1」
花びら5枚、おしべ10本、めしべ1本。
おしべは、9本がくっついていて、1本が離れているという、ちょっと不思議なつくりをしています。
何故、こんなつくりになったんだろう?
花にやってくる昆虫のようすを見ていると、どうやら、9本と1本に分かれているおしべの隙間から、蜜を吸っているみたいなんだ!

・ユリ科「36・1」
花びら3枚、おしべ6本、めしべ1本。
ユリ科は「単子葉類」に分類されるんだけど、からだのつくりは3の倍数が基本なんだ。
そして、ユリ科の面白い特徴が、花びらです!
例えば、ユリ科の代表格であるチューリップ。
みんなも見たことがあると思うけど、花びらって何枚か思い出せる?
3枚?
いや、6枚に見えるよね?
実は、花びらとがくがそっくりなので、一見すると花びらが6枚みたいなんだけど、半分が本当の花びらで、半分は花びらそっくりながくなんです!!

花びら5枚には理由がある!?
多くの花は、花びらが5枚です。
西山先生によると(※一番下に参考図書のリンクがあります)、花の約40%が花びら5枚なんだ!
花の多様性を考えると、やっぱり「5」という数字には何か秘密がありそうだ…。

ここからは、西山先生のパクリです(笑)
西山先生曰く、自然界に現れる「6」には説明がついているという。
どういうことか?
それは、平面充填形で説明できるんだ。
平面を円でうめつくすことを考えるとき、最もすき間なく並べられる配置が正六角形なんだね。
なので、ミツバチの巣はああいう形をしているんじゃない?って推測されるということだ。
Rectangular

じゃあ、花びらの「5」は何故なんだろう?
…待てよ。花とか生物のからだって、そもそも「平面」って感じじゃないよな…。
そのとき、西山先生はサッカーボールにヒントを見出しました!
サッカーボールを見ると、五角形のまわりに六角形が5枚並んでいます。
そこだけをみると、花びら5枚の花のようすが見えてこない??
137009

花がつくられるとき、成長点で細胞がサッカーボールの形のように並ぶと、5枚の花びらが形成されるのでは?というのが西山先生の説です。
本当かどうかは、今後の研究を待ちたいけれど、「何故なんだろう?」って考えるのは面白いし、それによって思考力も鍛えられます

理科の学習は、こうありたいと思うよね!!
楽しまなくちゃ、理科じゃない!!

入試問題に挑戦!!
灘S63_5
※解答は下にあります!

※解答 問1(1)ウ (2)イ (3)エ (4)オ (5)ア  問2 イ 問3(1)ウ (2)ア 問4(1)イ (2)ウ (3)ア
※元ネタ:自然界にひそむ「5」の謎